進め相棒! ままちゃり号! 自宅と職場の往復【上り坂と自分との闘い】
5年前に量販店で1.5万円ぐらいで購入した、相棒の ままちゃり号。
ハンドルはT字で 26インチ、3段変速のお買い得品。
使うのは近所のスーパーに買い物に行くときぐらい。
でも、ちゃんと止まるし、文句も言わず乗せてくれる。
相棒としてしっかり仕事をしてくれる、いい奴だ。
でも、ハンドルは太陽光線を浴びたせいか、何故かネチャネチャとしている。
気持ちが悪いので、100均で売っている「イスの足につけるカバー」を
ハンドルに装着し、ネチャネチャから解放される。
100均のものは、その元々の用途以外で使うことができれば、
なぜか おねだん以上の価値を感じる(^^♪
さて、休日といっても、実は平日振休。
その日はたぶん3月中旬で、寒さがだいぶ和らぐ季節だったと思う。
風を通しにくいジャージに着替え、ままちゃり号のタイヤに空気を補充し
会社に向かい出発!
いつもは走らない住宅地を通り、知らない踏切、知らないお店、
知らない看板、知らない匂い。
自転車だと、その場所の生活、リアルを感じることができる。
車や電車じゃ、感じることが絶対にできない体感。
大体の方角は太陽の位置でわかるけど、細かなところはスマホをたよりに
ゆったりと進む。河川敷き沿いの道にも入り、ちょっと寄り道。
土手に咲く、黄色い花に春を感じる。風のにおい。
き、き、き、きもちいい~~~
生きている、そう、僕は生きている。
寄り道から、戻るといつも車で運転しているときに気になっていた
100円均のパン屋があった。
いつもは車が停めにくいので、親指を加えて見過ごしていたが
自転車なら簡単に店に入ることができる。
アンドーナツとカレーパンを2個買い、早速イートインで完食。
会社へ自転車こぎ 再開。
ここまででも、すごい発見。
いつもは交通機関で1時間の会社へ 50分で楽に着いた。
気づいていなかったが、往路は緩やかな下り坂で楽に進めていたが
帰路はその逆の 上り坂。
延々と続く坂が、ボディーブローのようにジワリとダメージを与えてくる。
進まない進まない、風も ここぞと向かい風。
それを横目に、チリンチリン!
女子高生が颯爽と僕を抜いていく。
あのハイカラな自転車は世に言う、電動自転車とやらか。。
心折れまいと、必死にペダルをこぐ。
その私をまたあざ笑うかのように、颯爽と自転車が追い抜く。
なんじゃあの、ハンドルが羊のつのみたいなやつは!
しかも、私よりも人生先輩のおじさん。
くぅ~~~
家には1時間10分。我ながら頑張った。
様々な発見をした、実り多い一日となった。
この日の気づきは次の記事でまとめたい。
つづく